暗記からは逃げるが勝ち!
英単語、世界史日本史の人名など、受験勉強ではどうやったって暗記からは逃れられない部分があります。
暗記が苦手だっていう人は結構多いんじゃないんでしょうか。僕も嫌いでした。
ただ、なんでもかんでも無理やり頭に詰め込もうとする暗記バカよりは全然いいです。
高校のとき学校で世界史の定期試験があったんですが、試験前に先生が
「問題集の~pから~pの中の記述問題を出すから、よく理解しておくように」って言ったことがありました。
試験当日、みんなで問題の出し合いっこしてたら、その記述問題の模範解答を一言一句たがわず暗唱してどや顔してるやつがいたんですね(笑)
こうはなっちゃいけないわけで。
まず暗記物に出くわしたとき一番最初に考えるべきなのは、「頭を使わない暗記時間」をどれだけ削減できるか考えることです。
家でブツブツ言いながら英単語を覚えるような時間も究極的には大事なんですが、こういう時間って本当にただただ単語を頭にぶち込んでるだけなんでどうしたって効率悪いんですよね。
効率の悪い暗記を一番回避できる方法は、イメージと結びつけて頭に自然としみこませていく方法です。
例えば英単語でいえば、授業中にやった英文に出てきたものならストーリーと一緒に記憶されるため、頭から離れにくくなってくれます。これは世界史や日本史にも同じことが言えますよね。
もちろんこういったことはよく言われることではあるんですけど、問題なのは本当にこの考え方を意識してやっている人が少ないということです。
世界史の文学・美術を覚えるとき、
デューラー=四人の使徒
ボッティチェリ=春・・・
みたいな羅列をひたすら音読して覚えようとする人。確かに文学とか美術とかの話って歴史の本筋と離れるような気がして、結局詰め込むしかないっていう考えに至っちゃうのもわかるんですけど。
あくまでもテストに出るようなものって歴史的に重要な意味合いがあるものであって、先生の個人的に好きな作品が出てくるわけじゃありません。
ゴヤの絵画「1808年5月3日」なんてわかりやすいですよね。ナポレオン軍のスペイン侵攻を描いたゴヤは世界初の戦争ライターなんて呼ばれています。
あるいは模試で使った問題を大して見直ししないで捨てちゃう人。こんなにもったいないことはないです。
模試の問題は各予備校が力を入れて作っています。当然受験本番でも使えるような重要なエッセンスがたっぷり詰め込まれているんです。さらには模試の場合成績がはっきり出ますから、その時の感情と一緒に頭の中で強く印象付けられます。
「この英文和訳、どうしてもこの単語がわからなくて全然違うこと書いちゃったな」
とかだったらその単語に関しては絶対忘れないはずです。
模試は何度か見直しするべきです。そうしているうちに重要な語句は自然と頭に入ってきますから。
とにかく暗記にぶつかったら、まずは「ブツブツ暗記」からどうやったら逃げられるかなってことを考えましょう。
暗記パン(適当)
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