一橋大生による効率的、Nonストイック勉強のすすめ

勉強の奴隷になってはいけません。考え方を180度変えて、偏差値を効率的に上げていきましょう。

カズレーザーおすすめの勉強法には、2つの点で意義がある。

 

 僕はアメトークを毎週見ています。

 

この前は「勉強大好き芸人」という企画がやっていました。その中で僕が「なるほど、これは使えるな!」と思ったのが、カズレーザーが紹介していたものです。

 

世界史の勉強法で、学ぶ範囲の地図をトレーシングペーパーで写して頭に地理感覚を定着させるというものでした。

 

確かに記憶っていうのは、異なる刺激を複合的に使うと定着率が上がります。ただ見るだけよりも、それを紙に書くことによって目と手に同時に刺激を与えられるんです。

 

 

でもそれ以前の問題として、歴史を学ぶのに地理の存在を軽視する受験生は多いんじゃないかと思います。確かに地理がそのまま問題になることは珍しいですしね。

 

でも実は地理を把握しておくことってめちゃくちゃ重要なんです。

 

 

カズレーザーは例として中国の戦国時代を挙げていました。

 

当時は王国が七つもあって、各国がしのぎを削り合っていた時代です。最終的に秦というところが中華をおさめるんですけど、地形を見ると楚という国の方が圧倒的に大きいから一見有利に見えます。

 

でもよく見てみると秦は一番内陸の土地にあって、楚などにも流れている大きい川の上流地域を占有しているんです。つまり人や物資を運ぶという点で有利だったんです。

 

もちろんこれが勝因の全てだったとは思いません。ただ歴史的な出来事って、もとをたどっていくと結局は地理的条件が原因になってることが多いんです。

 

大航海時代、一早くアメリカ大陸への進出を果たしたのはスペインでした。なぜスペインかって、地図を見れば一発です。ヨーロッパ諸国で一番大西洋に面していて、アメリカに近いのがスペインだからです。

 

地図を片手に勉強するっていうのも良いでしょう。

 

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でも重要だって分かってるんなら最初に確認しちゃえば良いんです。

 

一番良いのは、勉強を始める前にいったん地図を見て、その後の展開の大まかな予測を立てることです。

 

映画とかドラマを見ていると展開が予想できることって結構あると思います。

 

・出会いが最悪だった二人は、結局結ばれる。

・いつになく良いことを言い出すキャラクターは近々死ぬ。

・主人公が好きになった女の子の兄貴は大体いかつい。

 

こういうのを考えながら見るのって結構楽しいです(笑)

 

それと一緒で、世界史もその後の展開を予想しながら勉強していくと楽しいんです。そしてその大きな手掛かりになるのが地理です。

 

「A国とB国が戦争を始めたってことは、その隣のC国が介入してくるだろうな」とか。

 

予想が外れたとしても、じゃあなんで外れたんだろう?っていう風に自然と原因を追究する癖ができます。

 

いくら暗記科目って言っても頭を使わないんじゃ面白くないですからね。

 

 

 

 

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